サーバーベースコンピューティング

クライアントのパソコンにアプリケーションなどのソフトウェアが無くても、サーバーにあるソフトウェアを利用できる「シンクライアント」という技術。

現在では、クライアントPCの台数が多い「官公庁や企業」を中心にシンクライアントが普及しつつあります。

これまで各クライアントPCで管理されていたソフトウェアのバージョンをサーバー側で管理するようになるため、クライアントPCのソフトウェアアップデート忘れによるセキュリティの脆弱性低下を防止できたり、ソフトウェアのメンテナンス負荷を低減し、メンテナンスコストを削減することができるようになりました。

また、サーバーでアプリケーションを起動しデータを保存するため、クライアントPCにデータが残らずクライアントPCの紛失による「情報流出」を防止することができます。 数百台単位でクライアントPCの入れ替えを行う、市町村などの公共組織や一般企業では、クライアントPCのスペックを低く抑えることができるので端末当たりのコストを大幅に削減することができ「リプレース費用の削減」を行うことができます。 そして、廃棄予定のPCを再利用できたり、リサイクル品を利用できるなど「環境にも優しいリプレースへの取り組み」を行うことができます。
データーのバックアップに関しても、全てサーバー側でバックアップを行うことができ、個々のクライアントPCのデータを個別にバックアップする必要が無くなるため、個々の業務負荷を低減し、「データの保全性が高い効率の良い業務」を行うことが可能です。

あまり馴染みの無い「シンクライアント」ですが、この方式の利点は、これまでお話した内容に加え、「シンクライアントを選択したことによるデメリットがほとんど無い」ことです。

新しいシステムを導入する際には「トレードオフ」となる部分も多いものですが、シンクライアントに関してはその問題がほぼ無いんですね。 これからも主流になっていくと思われるサーバーベースコンピューティング。
ITコストの削減に、ぜひ一度ご検討してみることをお勧めします。

またITコストの削減には、複数のサーバーをより少ない台数に集約することも大変効果的です。低スペックのレンタルサーバーを複数利用している方は、1台の低価格・高スペック専用サーバに集約することもお勧めします。